その昔、魔女か占い師になりたいと思ってた十代の女の子は
独学に限界を感じ、通信教育の占い師養成講座に申し込んだ。
現代そこかしこに有る占いの館に居るようなパフォーマンス主流の
いい加減な出来合い物の占い師なんぞの養成では無く
ちゃんとした統計学を基として学ぶ占い師養成講座に惹かれた。
しかし、未成年は受講不可で有った為に受理してはもらえなかった。
『厳しい世界だから成人した後に未だ意志が変わって無ければ
再度申し込んで欲しい、その日を待っている』
というような内容の手紙が送られて来た。
女の子は白魔法やタロット占いの他に
4つとか、12とかで区切られる血液型や星座占いも或る程度は
知識として学んだが、最も興味を持ったのは人相、手相、夢占いだった。
直感力が冴えていたのか、無意識に知識が作用していたのか
クラスメートや初対面の相手の星座&血液型を言い当てるのは
数分話をすれば、さほど難しいことでは無かった。
手相を見て欲しいと言われることも有った。
占って欲しいと思うのは悩み事が有る時なので、占うと言うよりも
客観的なアドバイスとなってしまうことが多かったが
相手にとっては話せたことで気持ちの整理が付き、占い結果などは
どうでも良かったのだろう。
親友と呼べる友人は居なかったが悩み事を打ち明けられることは
多々有った。
占い以外に心理学にも興味が湧いた。目の動きや仕草で相手の
心理が解ってしまうのは楽しくも有り辛くも有った。
益々人が信じられなくなっていく…
手相の話しに戻るとしよう。
手相は日々変化している。
昔、私の手のひらには、感情線・頭脳線・生命線と
生命線の内側に沿うようにもう一本の線だけしか目立つ線は無かった。
ちゃんと知るまでは短く薄い生命線を見ては早死にするのでは無いかと
真剣に悩んでいた頃も有った(笑)
歳を重ねるに連れ顔のシワと同じように手のひらのシワ(線)も
増えてきた。
2本の生命線は、それぞれが「人」という字のように分岐し
更にその先で分岐…もうどれが本線なのか判らない(笑)
手のひらの真ん中に神秘十字が現れ、縦の線が上下に伸びて
運命線と称される線は中指の真下から手首近くまでとなった。
薬指と小指の真下からも線が延びて運命線に繋がっているが
真っ直ぐな一本の線では無く切々の細かい線だったり
×が連なったような線で有ったりする。
中指・薬指・小指の下から伸びる3つの線が手首付近で繋がれば
覇王線と呼ばれる天下取りの相となるようだが…
薬指の下から伸びる線は数年前までは短かったがキレイな一本線だった。
パチでの勘が冴えてた頃に運命線に到達したが
数ヶ月前から、切れ始め「×」へと変化してしまった。
小指の下から伸びる、お金に関係する線に不思議な現象が起こっている。
毎朝、この線を確認するのが日課となっていてハッキリと見えた日は
「今日は勝てる気がする」と思って出かけるのだが…
負けて帰宅すると線が途中で消えてしまっている。何故?
パチを休むと、くっきりとした線が現れる…
つまりはパチしてる限り、ヘソクリは増えないってことか…il||li _| ̄|○
わかってる…わかってるよ、そんなことは…でも私はパチでヘソクリを
増やしたいの。
「!」
また線が薄くなってる~~。・°°・(*/_\*)・°°・。えーん…。
ままの仕事なんだから頑張らないと☆
とりあえず・・・ Aはやめましょう(笑)