起死回生ならず

千円に望みを託し当たりが引けた時は本当にパチンコの神様は居ると…
ところが１６Ｒが引けず５Ｒ×２を３回繰り返した後は確率前後での単発。
増えない…増えない…増えない…
どうにか１杯を下ろすことが出来たものの直ぐに手元玉は無くなってしまう。
周りの様子を伺いながら、帰ろうかな…一応、勝ってるし…。
自分の台に視線を戻した瞬間、私が向いていた方とは反対の位置から
店員が上げましょうか？という仕草。
気配に全く気付いてなかった私は驚いて思わず頷いてしまったのだ。
普段は手元が空になっても見て見ぬふりを決め込んでいるようなのに
今日に限って絶妙のタイミング…ホールに潜む悪魔のせいに違いない。

上げてもらったことで「これは私の意志では無い」という大義名分が
出来上がってしまった…私はヤメようと思ってた。なのに負けたのは
あそこで店員が声を掛けて来たからだと自分に言い訳がしやすくなった。
そして持ち玉消滅…負けた。更に６Ｋ追金して負け額増加。
どうでも良くなった。
甘デジで勝てないのならフルスペックで取り返すまで…と
無茶苦茶な思考に支配されていく。既に可笑しくなっていた。

一つの言い訳が出来上がったことで次の言い訳も出来上がる。
店員が箱を上げなかったら、とりあえずの勝ちに満足して帰っていた。
結局は呑まれて更に打ち続けてしまったのは店員が…と全ては
店員のせいだと責任転嫁する…なんて情けない；

打ってしまったのは自分。負けてしまったのは自分のせい。
そのことに気付くのは何時でも日記に書き綴る時間。
そして書いてしまえば反省タイムは終了し、また同じ事を繰り返す…。



本日の結果
支出　20,000　（花満開7,000　牙狼13,000）
　　▲ 20,000

とうとうパチ貯金が底をつきました。
次回からは小遣いや副収入から
軍資金を出すことになります…il||li ＿|￣|○ il||li